【王道歴史ファンタジー】「アルスラーン戦記」ってアニメは面白いのか?見てみた。
をん的評価 ★★★★★(90)※個人の独断と偏見による評価です
●原作 田中芳樹
●放送時期 2015年(全25話)
【目次】
・あらすじ
・洗練された歴史ファンタジーもの
・どんどん成長する主人公に覚えるワクワク感
・個性豊かな仲間たちが無双
・展開が早く見ごたえあり
・一期EDが神曲
・このアニメは見るべきか?
・アルスラーン戦記の関連商品紹介
【あらすじ】
東西を結ぶ陸路の中心地・エクバターナを王都に掲げ、各地からの人や物資、そして豊かな文化が集まる強国パルス。
この国の王太子として生まれた少年・アルスラーンは、幸福のうちに国を引き継ぐはずだった。
土煙が舞う平原に、パルスの誇る騎馬隊が葬り去られるその日までは・・・。
パルスの豊かな領土を狙って、異教徒の国・ルシタニアが侵攻を開始。
初めて直面する本物の戦いに、不安を隠しきれない"気弱な"王太子・アルスラーン。
彼の不安が的中したかのように、戦場には不穏な空気が渦巻き始める。
敵の策略にはまり、これまでにない脅威を感じるパルス軍と、混乱する戦況に翻弄されるアルスラーンの父王であるアンドラゴラス三世・・・。
駆け付けた「戦士の中の戦士(マルダーンフ・マルダーン)」の異名を持つ騎士・ダリューンとともに、次々と襲いかかる敵、そして過酷な運命へと立ち向かうアルスラーン。
運命という名の嵐が吹き荒れるなか、彼は信頼できる仲間たちとともに"王太子"として最初の一歩を踏み出す!
【洗練された歴史ファンタジーもの】
ファンタジー作品であるにも関わらずかなり練り込まれた壮大なストーリーです。
あまり書くとネタバレになってしまうので、概略すると「王太子アルスラーン」が亡国となった自身の国を取り戻すために旅をする物語。
まさにそのストーリーが壮大で秀逸!!
しかも「鋼の錬金術師」でお馴染みの荒川弘氏が漫画化したものを映像化しています。
戦記物というだけあって色んな国々が出てきますが、そこで暮らす人々の生活など細かい部分を実に見事に表現されています。
視聴し始めてすぐに引き込まれること間違いなしです。
【どんどん成長する主人公に覚えるワクワク感】
最初は戦の経験もないおっとりとした男の子なのですが、
様々な苦難や数々の戦いに身を置く中で、次第にたくましく成長していきます。
なんだか彼の成長を見守っているような気になります。
「次はどんな成長を見せてくれるのだろうか・・・(*‘ω‘ *)ワクワク」という感情さえ覚えるほど。
【個性豊かな仲間たちが無双】
アルスラーンの周りには次第に仲間たちが増えていくのですが、この仲間たちがまた強い。強すぎるといっていいほど強い。負けるイメージがわきません。
ただ、このアニメの戦闘シーンが面白いのは決して各々の武力に任せた蹂躙バトルではなく、知略を巡らせた天才的な戦略によるもの。
戦の中で予想もしない奇策がいくつも発動します。「次はどんな作戦が!?」と、息を呑む展開間違いなしです。
【展開が早く見ごたえあり】
世の中のアニメ作品の中には、バトル一つで5~6話、それ以上の尺を使う作品もあり、途中で「ちょっと見るのがしんどくなってきた・・・」という場面もありましたが、この作品についてはそんな心配一切ナシ。展開が非常に早いです。
かと言ってクオリティについては手抜き無し。これは流石の一言。
【一期EDが神曲】
アニメ好きの方なら多くの方が知っているかと思いますが、一期前半のEDを歌っているのが藍井エイルさん。
アニメの雰囲気にもマッチしていて大好きな曲です。
↓(アニソン界隈の中でも屈指の名曲です)
|
【このアニメは見るべきか?】
普通に面白い。何見ようか迷ったらおススメ。
癖は少ないので万人受けしそうな作品です。
全25話と少々長めですが、次回が気になるような終わり方をする回も多いので、案外サクッと見れるかと思います。
しいて言えば味方が強すぎるので、もう少し波乱の展開があると個人的には更に高評価だったかなという。(かといっても誰にも死んで欲しくない感情もありますが・・・)
【アルスラーン戦記の関連商品紹介】
DVD BOXはこちら
|
漫画はこちら
|
原作はこちら
|